「ずっと安心」を実現するために

Human’s eye

One for All, All for One, for One

「地域医療構想」「保健医療計画」「地域包括ケアシステム」が現在の医療・介護のキーワード。これらが有効に機能するためには、地域内の病院や介護施設の連携・協力、言わば役割分担が必要です。

「基幹病院」と「治し支える病院」間の役割分担だけでなく、「基幹病院」間、「治し支える病院」間でも、各々の得意分野、比較優位を活かした役割分担が重要です。

超高齢社会に突入した今、そうした役割分担がなければ、限られたリソースで適切な医療・介護サービスを提供することはできません。

「基幹病院」で急性期に対応し、「治し支える病院」で回復期・慢性期を担い、介護施設や在宅でケアをしていく。そんな姿が追求されています。つまり、チームプレーです。

チームプレーには自己犠牲、奉仕の精神が必要です。今年はラグビーワールドカップが日本で開催されます。ラグビーと言えば「One for All, All for One」「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」。

医療・介護への期待をラグビーのキャッチフレーズを借りて表現すれば、「ひとつの組織は全ての組織のために、全ての組織はひとつの組織のために、ひとりの患者のために」「One for All, All for One, for One」。

プレーヤー(医療・介護関係者の皆さん)にファン(国民)の期待が集まっています。

元厚生労働副大臣 大塚 耕平 氏

PROFILE

元厚生労働副大臣 大塚 耕平
元厚生労働副大臣。早大卒後、日本銀行を経て2001年から参議院議員。日銀在職中に早大院博士課程修了(学術博士、専門はマクロ経済学)。内閣府副大臣(金融、経済財政、郵政改革、規制改革等担当)等を歴任。現在、早大客員教授、藤田保健衛生大客員教授を兼務。2017年民進党代表、2018年国民民主党共同代表に就任。58歳。