済衆館病院 & PROJECT LINKED

退院調整部門のみなさまへ

高度医療と生活の間に
済衆館病院があります。

私たちが責任をもってポストアキュートを担ってまいります。

ポストアキュートを担うケアサポート

多職種協働のアプローチで、
患者さまの全身状態の改善をめざします。

急性期を脱した患者さまの合併症を防ぎ、全身状態を改善させるために、
さまざまなチーム医療を展開。
医師、看護師、リハビリスタッフ、栄養士、薬剤師、
医療ソーシャルワーカー (MSW)などが緊密に連携し、
患者さま一人ひとりを支えています。

リハビリテーション

医師、看護師、リハビリスタッフがチームを組んで
日常生活動作の維持と向上に取り組みます。

リハビリテーションは、回復期だけでなく、急性期から慢性期、維持期まで、どのステージにおいても、患者さまのADLを高める上で重要な医療です。当院では「患者さまの生活を取り戻す」という強い決意のもと、リハビリ室のみでなく、病室でも積極的なリハビリテーションを実施。主治医、看護師、リハビリスタッフが情報共有しながら、座る、立つ、歩くといった基本動作や、食事、トイレ、着替えなどの生活動作の向上に取り組んでいます。

認知症サポート

認知症による身体的・精神的苦痛を理解し、
安全で安楽な療養環境を整えます。

これからの時代、認知症対策は避けては通れない問題です。当院は平成25年度、愛知県「病院の認知症対応力向上事業」に参加して以来、病院を挙げて認知症ケアの体制作りを推進。神経内科の専門医、看護師、リハビリスタッフ、薬剤師、栄養士から構成される認知症サポートチーム(DST)を発足し、入院患者さまの認知症の評価や処方薬の検討などを行っています。また、職員たちが認知症の症状や患者さまの苦痛を正しく理解するよう、院内の勉強会にも力を注いでいます。

緩和ケア

がん診療に携わる医師や認定看護師などが集まり、
患者さまの苦痛の軽減を図ります。

当院ではがん診療の一環として、緩和ケアに力を注いでいます。医師、薬剤師、癌性疼痛看護認定看護師、臨床心理士、理学療法士、MSWなど多職種から成る緩和ケアチームを結成。週に1回、チームメンバーが患者さまのベッドサイドに赴き、痛みや悪心、倦怠感、呼吸苦など身体的な苦痛の軽減を図るとともに、不安感や孤独感などを和らげるよう働きかけています。また、心身の痛みの強い場合は、緩和ケア病棟に入室していただき、症状の緩和を図っています。

栄養サポート

医師、看護師、栄養士、薬剤師などが協力して
患者さまの栄養状態の改善を図ります。

栄養状態の悪化は、疾患の回復を遅らせ、合併症の併発に繋がります。当院では、医師、看護師、栄養士、薬剤師、リハビリスタッフ、検査技師が栄養サポートチーム(NST)に参加し、栄養改善に取り組んでいます。たとえば、食べる機能が弱っている場合は摂食・嚥下チームと連携し、食事の形態を検討したり、摂食・嚥下リハビリを実施。食が細くなった方には、栄養補助食品を加えたり、高カロリー輸液を投与するなど、それぞれに最適な改善策を実施しています。

在宅療養支援

患者さまが安心してご自宅に戻れるよう支援し、
退院後もずっと療養生活を支えていきます。

患者さまが入院治療を経て、スムーズにご自宅に戻れるように、当院ではM_S_W_を中心に主治医、看護師、リハビリスタッフなどがチームを組んでアプローチしています。入院間もない時期に患者さまの生活環境などの情報を把握し、住宅改修も含め、退院に向けて必要な準備を進めます。また、法人内の訪問診療、訪問看護、デイケア・デイサービス、ケアプランセンターなどの機能をフルに活用するとともに、地域の診療所や介護事業者とも連携し、退院後の療養生活を支えていきます。

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