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2017.09.06
臨床心理士ご紹介
臨床心理士 三輪泰子
臨床心理士として、おもに緩和ケア病棟にて、患者の皆様の心に寄り添い
安心して入院生活が送ることができるよう心掛けています。
患者さんの抱える病だけをみるのではなく、病を抱えたその人全体をみてお会いしていきます。病により生活を変えざるを得なかったと考えると、多くの患者さんは病により主体性を脅かされているとも考えられます。
何よりもその方の主体性が引き出されるように、尊重されるようにと、病以外の話、言語的かかわりだけでなく非言語的かかわり(表情、声色、沈黙など)、その方がその人らしく過ごせるような媒介物を用いたかかわりも大切にしています。
また、病の受容を最終目標とするのではなく、患者さんやご家族、スタッフとの関係性をみながら、それぞれがつながり、よりよい時間をもてるようお手伝いをすることに重きをおいています。
時には何かをするのではなく、ともに過ごすことが重要だと考えています。